Learning Base てらこ|個別指導・集団指導・学習コンサルティング|京都市山科区

京都市山科区の小学生・中学生・高校生・高卒生を中心に、学習コンサルティング・個別指導・集団指導を提供する学びの空間です。

能動的に勉強するには(心理学理論をベースにして②)

さて今回は、認知行動療法のご説明からですね。と言っても専門的にすると本が書けちゃいますし、ざ~っくりとご説明差し上げます。何か出来事を認知したら行動が起こります。この認知と行動を修正してあげることです。

次のことをイメージしてください。

【出来事】 送ったLINEに既読がついて半日返事が来ない
【認 知】 嫌われた
【行 動】 何がいけなかったんだろうと考える

生徒さんによくある例ですよね(我々大人にも)。この認知には「推論の誤り」と言われるものが多分に含まれます。この認知を「相手が忙しいのかもしれない」と考えると?行動が変わってきそうです。行動を変えてあげると?例えば、「それはそれとして自分のしなきゃいけないことをする」としたら?何がいけなかったんだろうと考えるより健全ですよね。

出来事に対してどのように感じるのかが認知です。我々は出来事を変えることはできません。変えられるのは認知と行動です。そして、悪いことを認知すると悪い行動をして、さらに悪い認知に陥ってさらに悪い行動を……とバッドループしまうことが往々にしてあります。

「てらこ」らしく勉強面での例を挙げてみます。

【出来事】 テストの点数が悪かった
【認 知】 俺(私)は、何をやってもダメな人間だ
【行 動】 勉強もせずにゴロゴロ

上記だと、これから成績転落街道を走っていきそうです💦そこで、生徒さんに寄り添いながらも、行動を変えてあげるのが「てらこ流」です。たとえば上記の行動。「勉強もせずにゴロゴロ」が望ましくない。けど、この認知状態で「新しい単元」を教えられても上滑りする。そこで同じ教材を「何度でも」「覚えられるまで」「人に説明できるくらいに」やりこんでもらいます。この夏、同じプリントを10回、20回と復習した生徒さんもいます。本人が忘れたころにいきなりテストもしたりします。このテストは「生徒全員に確認したい内容」であるならば、学年を問わず他学年を巻き込むこともあります。するとどうなるのか?

上の学年は「下の学年には負けられない」となり、下の学年は「上の学年に勝つとうれしい」となります。テストがイベント化するのですね。そうなってくると楽しいから、「先生、テストしようよ」と言ってきます。たぶんこれをお読みの方は「そんなこと起こるか?」と思われるかと思いますが、それが「てらこ」で起こっていることです。

「学ぶ」が「楽しい」になると自ずと自分でできるようになっていきます。強制ではなく、生徒一人ひとりに合わせてこれを行っています。これが「てらこ」での学びの一端です。



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2025年09月29日 02:50
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