特集│質問できないのは内気だから?① 質問しやすさを決めるもの
みなさんこんにちは、てらこです。
今日は、「質問をしやすい塾」と「質問をしにくい塾」の違いって何だろう、ということを考えてみたいと思います。
山科には、本当にたくさんの塾があります。小学生さんを対象にした塾、中学生さん、高校生さん、高卒生さんを対象にした塾。集団指導、個別指導、映像授業、学習コンサルティング。いろいろな形があります。どの授業形態が自分に合っているか。それももちろん大切です。でも、それと同じくらい大切なのが、
「わからないときに、質問できるかどうか」
ではないでしょうか。
親御さんから、よくこんなお話をうかがいます。
「うちの子、内気だから質問できなくて」
たしかに、性格は関係します。初対面の人にもどんどん話しかけられる子もいれば、慣れるまでに時間がかかる子もいます。けれども、長く子どもたちと一緒に勉強していると、
「内気な子だから質問できない」
「活発な子だから質問できる」
それだけでは説明できないことがたくさんあると感じます。たとえば、京都大学や大阪大学などを目指して勉強している生徒さん。一般的には「勉強のできる子」と見られる子たちです。そんな生徒さんでも、どんどん質問する子もいれば、なかなか質問しない子もいます。
「そんな難関大学を目指すくらいだから、わからないことがあったら自分からどんどん聞くんじゃないの?」
と思われるかもしれません。でも、そうとは限らないんです。質問できるかどうかを決めるのは、学力や性格だけではありません。大きいのは、
「先生と生徒との距離」
だと私たちは考えています。
「先生と生徒の距離が近い」と言うと、先生と生徒がなあなあになっているとか、先生が生徒になめられているとか、そんな意味に聞こえるかもしれません。もちろん、そういう意味ではありません。礼儀や節度はきちんとある。けれども、そのうえで子どもが安心して甘えられる。
「わからへーん」
「ここ教えて」
「これで合ってる?」
「もう一回説明して」
と言える。そんな距離です。
この距離ができると、もともと内気な子でも、少しずつ質問できるようになります。そして、この距離感をつくる仕事を、子どもの側だけに任せてはいけない。私たちはそう思っています。質問できない子を見て、
「もっと自分から聞きに来たらいいのに」
と言うだけでは簡単です。けれども、そもそもその子が「聞きに行っても大丈夫」と思える関係を、大人の側がつくれているでしょうか。質問のしやすさを考えるとき、子どもの性格だけを見るのではなく、
「その子と先生のあいだに、どんな関係ができているか」
ということも、一緒に考えてみてほしいなと思います。
【てらすのひとこま】
質問って怖いよね。だから勇気を出して質問している子はすごいんだよ。最初は勇気を出して質問していたのに、その顔はだんだんと笑顔に変わっていく。僕はその笑顔が大好きで、いつもそっと応援しているんだ。
【てらすの思い出🌱】
先生、あんなー
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