10年一貫教育!?――小学生から大学受験まで、先を見て学ぶということ
みなさんこんにちは、てらこです。
さて、今日は少してらこの教育観についてお話ししてみようと思います。
てらこには、小学生さんから中学生さん、高校生さん、高卒生さんまで、幅広い学年の生徒さんが通っています。では、それぞれの学年で何を勉強するのでしょうか。
実は、てらこではその考え方が、上の学年から少しずつ降りてきています。どういうことでしょう。
🍀 大学受験から、今の学びを考える
てらこでは、大学受験の合格を一つのスタートラインだと考えています。ゴールじゃありません。スタートラインです。そしてこのスタートラインに立つため、つまり、大学に合格するためには、高校3年生や高卒生の段階で身につけておきたい力があります。
では、その力を高校3年生で身につけるためには、高校2年生の段階でどのくらいの力が必要なのか。高校2年生でそこまで届くためには、高校1年生ではどのくらいの力が必要なのか。では、高校1年生でそこまで学ぶためには、中学3年生では何を身につけておきたいのか。……以下略です(笑)。そんなふうに、少し先から今を見ています。
ここでいう「一貫教育」は、決められた教材を何年間も順番にこなしていく、という意味ではありません。その子がこの先どんな学びに出会うのかを考えながら、「じゃあ、今は何を大切にしようか」と考えていく、ということです。
🍀 高校受験は、大切な壁です
中学3年生と高校1年生の間には、高校受験があります。てらこでは、この壁を大切にしたいと思っています。もちろん、「行ける高校に行けばいい」という考え方を否定するつもりはありません。そういう指導をされる先生もおられます。けれどもてらこでは、本人が何を大切にしたいのか、どんな高校生活を送りたいのか、将来どんな道に進みたいのか。そうしたことを考えたうえで進路を選ぶということを大切にしたい。
最初から「自分には無理だから」「このくらいでいいや」と、自分の可能性を小さく見積もってしまう必要はないと思うんです。少し背伸びをする。「えいやっ!」と踏ん張ってみる。届くかどうかわからないところに手を伸ばしてみる。高校受験には、そんな経験をする機会があります。もちろん、みんなが旧帝大や国公立大学、関関同立を目指せばいい、という話ではありません。大切なのは、どこの学校に行くかだけではなく、自分の進路を、自分で選び取ること。そして、必要なときに一度踏ん張ってみることです。高校受験で身につけたその力は、高校に入ってからも、その先の大学受験でも、きっと役に立ちます。
🍀 小学生の学びにもつながっていきます
こうして考えていくと、この教育観は中学生や高校生だけのものではありません。さらに下の学年、小学生さんにもつながっていきます。だから、てらこでは小学生さんにも解き直しをしてもらいます。間違えた問題をもう一度考える。すぐに正解を教えるのではなく、少し悩んでもらう。あえて失敗してもらうことだってあります。決められた正解だけを受け取っていると、自分で考える機会が少なくなってしまうからです。
そして、ここで一つ大切にしていることがあります。先を見ているからこそ、急がせないこともある、ということです。先の学年を見ているからといって、何でも先取りすればいいわけではありません。中学生になったとき。高校受験に向かうとき。高校生になったとき。大学受験を迎えたとき。そのときに自分で考えたり、やり直したり、わからないことを尋ねたりできるようになるためには、今の学年でじっくり身につけておいた方がいいことがあります。速く進むことより、この先も学び続けられる力をつけること。てらこでは、そちらを大切にしたいと思っています。
🍀 小学生から高校生まで、長い時間で見られるということ
ホームページでは、小学4年生から高校3年生・高卒生までを対象としています。けれども、小学4年生という学年が絶対というわけではありません。きちんと座って一緒にお勉強できるのであれば、小学3年生以下のお子さんについてもご相談いただいています。実際に、小学2年生のころから来てくれた生徒さんもいます。そう考えると、小学生から高校3年生まで、10年近く。場合によっては、それ以上の時間を見ながら一緒に学んでいくこともできます。小学6年生の今だけを見るのではなく、中学生になった姿を想像する。中学3年生の今だけを見るのではなく、高校に入ったあとの姿を考える。高校1年生の今だけを見るのではなく、大学受験を迎えるころの姿を考える。そのうえで、「じゃあ、今この子に必要なのは何だろう」と一緒に考えていく。それが、てらこの教育です。
🍀 合格はゴールではありません
高校受験に合格する。大学受験に合格する。もちろん、とても大切なことです。私たちも、そのために一緒に勉強します。でも、合格した瞬間に学びが終わるわけではありません。高校に合格したら、高校生活が始まります。大学に合格したら、大学での学びが始まります。人によっては、その先に大学院があるかもしれません。就職してから、もう一度何かを学び始める人だっているでしょう。
だから、てらこでは、合格はゴールではなく、次の学びへのスタートラインだと思っています。そのスタートラインに立ったとき、「ここからどうしよう」と自分で考えられる力。わからないときに助けを求められる力。失敗したときに、もう一度やり直せる力。必要なときには「えいやっ!」と踏ん張れる力。そんな力を、小学生のころから少しずつ育てていけたらと思っています。目の前のテストも大切。高校受験も大切。大学受験も大切。でも、その一つひとつをバラバラに見るのではなく、その子のこれからにつながる学びとして考える。今日もそんなことを考えながら、てらこでは生徒みんなと一緒にお勉強しています。
【てらすのひとこま】
それぞれの学年でそれぞれの学びをしているてらこっこ。下を向いて一所懸命問題を解いている子の代わりに、てらすが未来を見つめています。「素敵な未来が待ってるよ」そっとてらすは光っています。
【てらすの思い出🌱】
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