特集│個別指導と集団指導、どっちがいい? それぞれのメリットとデメリット
みなさんこんにちは、てらこです。
塾を探していると、よく目にするのが「個別指導」と「集団指導」という言葉です。山科にもいろいろな塾さんがありますが、「うちの子にはどちらが合うんだろう?」と迷われるご家庭は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、個別指導と集団指導の違い、それぞれのメリットとデメリットについてお話ししてみたいと思います。先に申し上げると、どちらにも良さがありますし、どちらにも難しいところがあります。では、何がどう違うのでしょうか。
🌱 個別指導のメリット――一人ひとりに合わせられること
個別指導の最大の良さは、何と言っても生徒さんの理解に合わせられることです。例えば、「何がわからへんのかわからへん」という生徒さん。実はこれ、決して珍しいことではありません。説明を聞いてもわからないという以前に、どこからわからなくなったのかが本人にもつかめていないんですね。個別指導なら、先生と一緒にその場所を探せます。必要なら前の学年に戻って、そこから一つひとつ積み上げ直すこともできます。学校の授業についていけない生徒さんにとって、これは大きな利点です。
ところが、個別指導を選ぶのは、勉強が苦手な子だけではありません。例えば、非常に高い学力を持った生徒さんにとっては、一般的な集団授業の進度や内容では物足りないことがあります。そんなときにも、本人の力に合わせて先に進んだり、難しい問題に挑戦したりできる個別指導は有効です。
つまり、学力の高低というより、標準的な授業の進度や難度がその子に合っているかどうかが、一つの判断材料になるんです。
🌱 個別指導のデメリット――丁寧さと進度の両立
一方で、個別指導は一人ひとりに合わせられるからこそ、学習がなかなか先へ進まないこともあります。学校では次の単元に入っているのに、塾では前の単元を復習している。もちろん、わからないところを放置して先に進んでも仕方ありません。とはいえ、丁寧に教えることと、必要な範囲を進めることの両立は簡単ではありません。もう一つ、指導の仕方によっては「先生の指示を待つ勉強」になりやすいという面もあります。いつも先生が次の問題を指定してくれると、自分で何をするか考える機会が少なくなってしまうこともあるんですね。もちろん、これは個別指導が必ずそうなるという話ではありません。
🌱 集団指導のメリット――仲間と学ぶ力
では、集団指導はどうでしょうか。集団指導は講師が授業のペースを作るため、一定の進度を保ちやすいのが特徴です。そして何より、集団ならではの相互作用があります。
「この問題、〇〇君が解けたの!? すごい!」。「みんなが苦戦している問題を、私が解けた!」。そんな小さな出来事が、教室の空気を変えることがあります。友達の発言に刺激されて自分も考えたくなる。みんなで悩んでいた問題が解けて、一気に教室が明るくなる。集団授業に慣れた講師は、こうした動きを授業の中で生かします。一人で問題集に向かうだけでは得にくい熱量が生まれることがあるんです。
🌱 集団指導のデメリット――一人ひとりに合わせにくいこと
ただし、全員が同じ速度で理解できるわけではありません。ある生徒さんが困っていても、授業全体は進んでいきます。みんなの前で質問するのが難しい子もいるでしょう。反対に、内容が簡単すぎる子が退屈してしまう場合もあります。仲間の存在が励みになることもあれば、比較されるように感じて萎縮することもある。だから「集団なら必ず伸びる」という話でもありません。
🌱 結局、個別と集団のどちらを選べばいい?
答えはずばり、「その子によります」です。こういえば身も蓋もないですね笑。わからない場所まで戻って丁寧に学ぶ必要があるのか。一定のペースで先へ進むことが大切なのか。仲間の存在が励みになるのか。今は安心して質問できる環境が必要なのか。こうしたことを一緒に考えて選ぶ方が、指導形態の名前だけで決めるよりずっと大切だと思います。そして、ここで一つ疑問が生まれます。「一人ひとりに合わせながら、集団の良さも生かせないの?」と。
てらこでは、その問いから個別指導と集団指導の両方を活用しています。ただ単に二種類の授業があるという話ではありません。その理由は、第2回でお話しします。
【てらすのひとこま】
わが子の塾選びに悩んでいる親御さん。少しでもうちの子にあった塾に行ってほしい。その思いに寄り添いたいな。てらすは親御さんの後ろでそっと光っています。
【てらすの思い出🌱】
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